一人
ひとりの
小さな
積み重ねで
大きな
大輪となす
あじさいの箱
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あじさいの箱は、昭和55(1980)年 大阪府堺市、関西電力社宅で、且田容子(かつだようこ)さんが中心となり、『今、私たちに出来ること』を理念に、近くの社宅や公務員官舎の主婦の方々と結成したのがはじまりです。
当初は料理教室からはじまり、プロの方にも指導を受けていたのですが、今ではそれぞれが得意な分野の講師になり、その謝礼金を積み立て年に一度まとめて大倭紫陽花邑の福祉施設に寄付をしてまいりました。
当時では全く新しい発想だとして、マスコミ関係にも採り上げて頂きました。
「私たちは、おかげさまで五体満足に生れ、そして子供を授かったけれど、たまたま障害をもったお子さんを産んだご両親方が、安心して子供を預けられる様に」と矢追 日聖(やおいにっしょう)さん自ら借金をし、紫陽花邑(あじさいむら)を創設されました。
「預かるだけでもすごいのに、ご両親の事まで考えて・・・」とその想いに感動して活動させていただいてきた”あじさいの箱”も、40年の活動を令和3年5月をもって一旦幕を下ろさせていただきました。
この活動を通して広がったボランティア精神は大倭の源流ともつながり、全国におられる多くの皆様達の心の中で生き続けて行ってくれるものと思います。
あじさいの箱の活動は幕を下ろしましたが、その心を繋いで新たな取り組みをしていただいている方たちもおられます。
長年ご支援をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。
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